水彩紙にコピック #YamSketches twitter.com/hashimoto_toky…
posted at 21:29:44
粘り気が強い漆を運ぶ蒔絵師の筆は、時をかけて磨き上げられた木地の上を、非常にゆっくりと動く。一つの線を描く間に何度も呼吸をしなければならないが、その揺らぎを微塵も感じさせない高精度の筆運び。もう一つの緊迫感が、道具には宿っている。 #暮らしの中の伝統工芸 #MOA美術館
posted at 12:08:55
水墨の作品が息をする暇もない一瞬の出来事であるのに対し、そのための道具は、一つひとつが長い時間をかけて作られる。 #暮らしの中の伝統工芸 #MOA美術館
posted at 12:08:55
「鹿下絵和歌巻断簡」は名手、宗達、光悦の共演ライブである。いずれもあまりに軽やかな筆使いだが、彼らが紙の空白に向き合う、その一瞬の高揚と緊張を想うといたたまれなくなる。にもかかわらず、いやだからこそ、この「軽やかさ」が際立っている。 #暮らしの中の伝統工芸 #MOA美術館
posted at 11:40:14
「筆運び」というものに、私はいつも魅せられる。書にせよ、画にせよ、紙の上に一度置かれた筆には決して運び直しがない。練られた手技、経験、想像力を駆使し、異常な集中のなかで一気に描かれる。つまりそれはいつも「ライブ」なのだ。 #暮らしの中の伝統工芸 #MOA美術館
posted at 11:38:14